2021/02/11 17:58

神奈川に住む父方の祖父は植木屋さんでした。
 
近所のおうちのお庭を手入れしたり、畑でも色んな種類の木を育てていました。じいちゃんの家には軽トラックやユニック車があったのを、遠い記憶でおぼえています。
 
たしかじいちゃんは40歳を過ぎてから地元の農業学校に入って植木や造園を学んだと聞いています。
 
そんな素敵なじいちゃんがいながら、ぼくはといえば、実家にいた20歳くらいの頃まで、じつはほとんど農業にも樹木にも興味がありませんでした。なので、じいちゃんから仕事の話を直接聞いた記憶はほとんどありません。
 
そんなぼくが、30代半ばでオリーブ栽培をはじめ、多くの先生のおかげで栽培や根巻き、移植といったことが出来るようになってきました。
 
いま、ぼくの育てたオリーブの樹が、広島そごうの前に並んでいます。じいちゃんが見たらなんて言うんだろうなあ。考えるとちょっと胸がいっぱいになりますね。

 

画像1