2026/05/29 19:09

このところ、とてもありがたいことにオリーブオイルを「素材」として評価いただけるシェフや料理人の方との出会いが少しずつ増えてきました。
 
オリーブに携わるようになったこの10年、自分はなにより、「良いオリーブオイルをつくること」に取り組んできました。そのためのUMAOオリーブオイル鑑定士であり、コンテスト出品など。
 
その「品質」を認めていただける料理人さんや仲介者さんとの出会い。生産者として、農的ものづくりの人間してこの上ない喜びを感じています。
 
そして、その経験から、江田島だからこそ生み出せる価値や、あったら良い未来について考えてみました。
 
生産者と、料理人/シェフ/飲食店と、良い消費者の循環と関係。
 

江田島の豊かな海が育てる牡蠣や瀬戸内さかなと、太陽を浴びて実るオリーブや果樹柑橘、そして野菜。
 
この素晴らしい食材の価値を、わたしたちは本当に届けられているだろうか?そんな問いから、1つの理想のサイクルを描いてみました。
 
 
ポイントは、
 
1. 良いシェフが良い生産者を育てる
食材の価値を正しく理解し、生産者から適切な価格で買い取る。シェフが伴走することで、職人気質な生産者(A群)に「誇り」と「次の世代へつなぐ光」が生まれる。
 
2. 良いシェフが良き消費者を育てる
お皿の上に一皿のストーリーを描き、価値を翻訳して伝える。それを食べた人(C群)は、ただの「お客さん」から、江田島を応援する「良きファン」に変わっていく。消費者が島の生産者や豊かな自然環境と出会う、その入口の役割をシェフや飲食店が担う。
 
3. 良き消費者が生む循環
ファンが「美味しい!」と支払ってくれた対価が、再び生産者のもとへ還り、次世代の後継者育成という未来の種まきにつながる。
 
最高の食材(生産者)があるから、最高の料理(シェフ)が生まれる。最高の料理があるから、最高のファン(消費者)が集まる。江田島だからこそ生み出せる価値。
 
そんな、江田島フード・エコシステム。
 
  
江田島を極上の「食体験」の島へ。
農業者/漁業者が生き残る道としても、こうした路線をますます加速していくことが大切だと思っています。
 
フード・エコシステム、ローカルガストロノミー、オーベルジュ...etc。そうした路線をともに楽しく膨らませてくれる人たちとの協力や未来の出会いが今とても楽しみです◎